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「日本選手権2023」決勝トーナメントの結果&インタビューを公開!
2023/07/29


7月15日(土)に行われた「遊戯王OCGデュエルモンスターズ 日本選手権2023」で勝ち上がり「Yu-Gi-Oh! World Championship 2023」の出場権を手にした選手のデッキレシピとインタビューを紹介するぞ!


優勝:ハセガワ アキラ さん


●使用デッキ:「ピュアリィ」デッキ
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●デュエリストインタビュー

――改めて今のお気持ちをお聞かせ下さい。
去年は負けてしまったのと、こういった形式の大会で最後に勝てたのは初めてなので日本一は純粋に嬉しいです!

――いつ頃から『OCG』を遊んでいますか?また普段どれくらいデュエルしているのかお教えいただけますか?
最初期の「STARTER BOX」から遊んでいます。
普段は大会が近いと休みを一日『OCG』に使っていて、何かしらのイベントに向けてやることが多いです。
平日は3時間ほどで休日は8時間になることもあります。
遊ぶ相手はSNSで『OCG』のモチベーションが高い人に募集をかけたり練習したいという友人たちと連絡を取ったりして決まるため、特定の友人という訳ではなく様々なプレイヤーと遊んでいます。

――7月にリミットレギュレーションの改定があった直後ですが、このデッキを選んだ理由や選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか?
「ピュアリィ」は先攻と後攻の両方に強い事が一番の理由です。
「灰流うらら」「増殖するG」「無限泡影」といった妨害札がありますが、ほかのデッキよりも使いやすい場面が多く強い盤面が作れます。

――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか?
「R-ACE」「ピュアリィ」「ティアラメンツ」の3つを意識しました。
練習で「ピュアリィ」を使っていた際に困ったカードが「応戦するG」なので、自分も「応戦するG」を入れていて、
ほかにも「R-ACE」は「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」を避けられやすいので「PSYフレームギア・γ」「PSYフレームギア・δ」を入れています。

――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。
ベスト4を決める試合で相手の先攻を止められたのが「金満で謙虚な壺」に対して「灰流うらら」を撃たれた場面で、その時に「PSYフレームギア・γ」が手札にあったため「灰流うらら」の効果を無効にしつつ特殊召喚してリンク召喚の素材にし、「閃刀姫-アザレア」をリンク召喚して相手のセットカードを破壊できました。その結果「金満で謙虚な壺」の発動が成功しつつモンスターを展開し、さらに相手のカードを破壊するというとてもいい状態の盤面になった場面です。

――世界大会への意気込みをお聞かせ下さい。
世界王者になります!


準優勝:サカモト カズヤ さん


●使用デッキ:「R-ACE」デッキ
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●デュエリストインタビュー

――改めて今のお気持ちをお聞かせ下さい。
とにかく疲れました(笑)。
 
――いつ頃から『OCG』を遊んでいますか?また普段どれくらいデュエルしているのかお教えいただけますか?
初めて触れたのは小学生の頃からです。
中学~高校ではやっていなくて、大学に入ってからまた再開しました。
普段、対戦をしているのはサテライトショップや公認大会を開催しているお店で、小さい大会では何度か優勝もしています。
デュエルをするのはお店の常連の人です。何度か大会に出ているとお互いに何度も見る人がいて、そこから連絡先を交換して交流を持つようになり、よくデュエルをする間になる感じですね。
今回もそんな方々にデッキの調整を付き合ってもらっています。
 
――7月にリミットレギュレーションの改定があった直後ですが、このデッキを選んだ理由や選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか?
今回は「R-ACE」を使いましたが、元々「タービュランス」の強さには注目していました。
『DUELIST NEXUS』の前のブースター(『CYBERSTORM ACCESS』)では「ピュアリィ」「御巫」の新カードがそれぞれ2枚ずつあったんですが「R-ACE」は1枚だけで。
「タービュランス」がもっと簡単に出せるようになれば強くなるな、と思っていたところに『DUELIST NEXUS』でデッキから特殊召喚できる「EMERGENCY!」が出たのでこれは絶対に強いと思い使用する事にしました。
 
――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか? 
大体のデッキには「ディメンション・アトラクター」を使えばかなり有利になります。
その点でも「ディメンション・アトラクター」を無理なくデッキに搭載できる「R-ACE」は悪くなかったと思います。
 
――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。
やはり「EMERGENCY!」ですね。
「タービュランス」を逃がすのにも使えます。
 
――世界大会への意気込みをお聞かせ下さい。
優勝とまではいかなくとも、一勝はしたいです。


3位:ヤマシタ ケイジロウ さん


●使用デッキ:「ラビュリンス」デッキ
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●デュエリストインタビュー

――改めて今のお気持ちをお聞かせ下さい。
負けてしまいましたが、ここまで来られて嬉しいです。
 
――いつ頃から『OCG』を遊んでいますか?また普段どれくらいデュエルしているのかお教えいただけますか?
2009年ごろに学校のクラスで流行っていたのと、弟にカードを買ってあげていたら自分も欲しくなって始める事にしました。
最近は仲間も社会人になって時間が合わなくなってしまい一人でデッキの調整をしています。
エリア予選が終わってからは大会まで対戦していませんでした。
 
――7月にリミットレギュレーションの改定があった直後ですが、このデッキを選んだ理由や選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか?
今回は「ラビュリンス」を使いましたが、このデッキは強力な罠カードが多く使えるので強さが安定していて「ピュアリィ」に対しても闘えます。
特に「ビッグウェルカム・ラビュリンス」が強いのですが「トランザクション・ロールバック」でもう一度狙える事もあり、対応力も高くなっています。
 
――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか? 
「R-ACE」を見つつ、「次元障壁」が刺さりにくいものには「深淵の結界像」「ヴェルズ・ナイトメア」などランク4エクシーズモンスターの妨害ができるモンスターを入れました。
特定の盤面にしか刺さらないものより「幽鬼うさぎ」のようにどのデッキに対しても使えるカードを選んでいます。
特に「悪魔の技」は「ドラグマ・パニッシュメント」の代わりに入れていて、実際に相手が発動した「センサー万別」を破壊できました。
普通は「ドラグマ・パニッシュメント」が多いと思いますが「強欲で金満な壺」の効果で除外されてしまうリスクが高くなるので入れていません。
 
――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。
先ほどの「悪魔の技」で「センサー万別」を破壊した時と、「エクシーズ・オーバーディレイ」で「エクスピュアリィ・ノアール」に対処したところです。
 
――世界大会への意気込みをお聞かせ下さい。
今日は負けてしまったので世界大会でリベンジします!


3位:ヒグチ ミズキ さん


●使用デッキ:「ピュアリィ」デッキ
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●デュエリストインタビュー

――改めて今のお気持ちをお聞かせ下さい。
勝てるとは思っていなくていつの間にか、という感じです。
これまでこういった大きい大会に参加できるチャンスがあったのですが、飛行機や時間のタイミングが合わずに参加できず…
なので全国大会のような大会に参加する事が初めてです。

――いつ頃から『OCG』を遊んでいますか?また普段どれくらいデュエルしているのかお教えいただけますか?
小学生のころから触れていましたが、その時はまだ集めていただけでした。
本格的に遊び始めたのは大学生になってからで、最近は1~2か月に1回大会に出るという感じです。
大会以外で遊ぶ場合は札幌市内の個人店のカードショップに行くことが多いです。

――7月にリミットレギュレーションの改定があった直後ですが、このデッキを選んだ理由や選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか?
エリア予選では「R-ACE」で出ていて、数日前に「R-ACE」と「ピュアリィ」を練習でやらせてもらったんですが、「ピュアリィ」にあまり勝てなかったので「「ピュアリィ」を使うか」となりました。結局「R-ACE」に負けてしまいましたが。
相手がしっかりと「ピュアリィ」の事を見ているんだな、という構築をしていたので。


――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか?
「ラビュリンス」に「屋敷わらし」、「ピュアリィ」には「深淵の指名者」を1枚入れていて、メインに「三戦の号」が入っているのでそれとサイドチェンジする形です。
「ティアラメンツ」は「異次元グランド」を1枚だけ入れていますが、それぐらいしか入れられなかったです。


――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。
「エピュアリィ・プランプ」ですね。気づいたらあればっかり使っていました。
このカードのおかげで勝てたデュエルもありました。
最後のデュエルは「次元障壁」がきつかったですが、それはもうしょうがないですね。


――世界大会への意気込みをお聞かせ下さい。
そんなに気負いすぎず頑張ります。


入賞:カネコ ダイキ さん


●使用デッキ:「ティアラメンツ」デッキ
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●デュエリストインタビュー

――改めて今のお気持ちをお聞かせ下さい。
日本代表になれると思っていなかったので驚いています。

――いつ頃から『OCG』を遊んでいますか?また普段どれくらいデュエルしているのかお教えいただけますか?
2年ほど前から遊び始めました。そこからランキングデュエルの報酬で配布されていたデュエルフィールドが欲しくて大会に参加するようになりました。
普段は地元のカードショップで週に1回ほど遊んでいます。

――7月にリミットレギュレーションの改定があった直後ですが、このデッキを選んだ理由や選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか?
「ティアラメンツ」を選んだ理由は前期の時点からあまり変更点が無いからでした。今回の改定で「クシャトリラ・フェンリル」が禁止になりましたがデッキへの影響はあまり無く、「ティアラメンツ」というデッキ自体に制限カードや準制限カードが多く入っている点もあり、調整時間が取れなかった事もありこのデッキでも闘えると考えました。

――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか?
まず「ピュアリィ」対策で「多次元壊獣ラディアン」を入れました。このカードは闇属性なので「ティアラメンツ」の効果で「沼地のドロゴン」につながります。
「R-ACE」には「ハーピィの羽根帚」と「隣の芝刈り」を入れています。
「R-ACE」はモンスターを多数展開してさらに魔法・罠カードを4枚もセットするので、という事は「隣の芝刈り」で自分のデッキから墓地へ送れるカードの枚数が増えるようになります。
そうすればデッキの特性上動きやすくなるので採用しています。

――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。
今日良かったのは「ティアラメンツ・シェイレーン」です。
単純に召喚した時に使えるカードと違い、いきなり手札から出てきて、動けるカードだからです。
「灰流うらら」を使われてもカードを失う訳では無く手札に帰るだけなので使い勝手が良いですし、展開の相方である「古衛兵アギド」や「古尖兵ケルベク」や手札に来た「ティアラメンツ」を捨てる事ができます。

――世界大会への意気込みをお聞かせ下さい。
出るからには勝ちに行きます。


決勝大会の模様を配信!
「遊戯王OCGデュエルモンスターズ 日本選手権2023」決勝トーナメントの模様を配信中!
下記URLから視聴できるぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=h4zKUEYMS4g


8月5日(土)6日(日)には「Yu-Gi-Oh! World Championship 2023」が開催されるぞ!
当日は配信も予定されているので公式サイトをチェック!
https://www.konami.com/yugioh/worldchampionship/2023/ja/

世界の舞台で活躍する選手の活躍に期待しよう!