×

「ギャラクシーカップ 一般の部」決勝大会 上位4名のデッキ&インタビューを公開!
2022/09/05

 

8月20日(土)・21日(日)に行われた「遊戯王ラッシュデュエル ギャラクシーカップ 一般の部」決勝大会でトップ4に輝いた選手のデッキレシピとインタビューを紹介!

決勝大会では6月~7月に行われたエリア代表決定戦を勝ち抜いた選手15人が集結! 20日に行われたスイスドロー3回戦でファイナリスト4名が選出され、21日の決勝トーナメントでナンバー1を決定したぞ!

 

21日の決勝トーナメントに残ったファイナリスト4名と、ラッシュマスターダイスケ氏(左)と実況解説のコナミ佐々木氏(右)

  

優勝:ホシノ ヒカル さん

 

●使用デッキ:「火雷神サンダーボールド」デッキ
⇒公式データベースはこちら

デュエリストインタビュー

――優勝おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
初代優勝者ということで凄く名誉だと思っております。
自分の力だけではなく、応援してくれた方々、練習に付き合ってくれた方々のおかげで勝てたなと思っています。

――このデッキを選んだ理由や、選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか。

「火雷神サンダーボールド」デッキは、「サンダーボールド」と「CAN-Melo:D」のコンボといったこのデッキでしかできない動きが一番の強みになるので選択してよかったなと思っています。劣勢の盤面でもあのコンボが決まれば「潜入開始」も含めて1ターンで相手のライフポイントを削り切れるというところがあるので、逆転の能力としては一番だと思っています。
そして、いろんなデッキに対して有効に闘えるという点も選ぶ理由になりました。

――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードや、サイドデッキでどのようなデッキへの対策を重視して構築したかお教えいただけますか。

予想していた通り、予選・決勝ともにマッチ(3戦2本先取の対戦形式)を見据えた罠型のデッキが流行ってきていたので「邪影ダーク・ルーカー」や「ゴースト・サイクロン」を採用して罠カード対策をしました。特に「ダーク・ルーカー」はセットカードを破壊しながらダメージ与えられるので今回の大会で非常に活躍してくれました。
「ダーク・ルーカー」「ギャラクティカ・ジャメイヴュ」「ゴースト・サイクロン」の3枚セットが本当に強くて、「ダーク・ルーカー」は手札に上級が戻ってくるという使いづらい一面もありますが、手札が増えるという点で柔軟な使いかたができるカードだと思います。
マキシマムデッキとフュージョンデッキは、マッチ戦をやるにあたって突破されたあとの返しがないデッキである事や必要なカードが揃う確率などを考慮した結果、対策カードをあまり入れていません。メインとサイドデッキに「ビックリード・ドラゴン」が1枚ずつ入っているので最悪この2枚あれば突破はできるかな、と考えていました。

――今回入れているレジェンドカードを選んだ理由を教えてください。

「サンダーボールド」デッキでは一般的には「天使の施し」が採用されているのですが、長期的な試合展開を想定して「プログレス・ポッター」で2枚ドローできる「貪欲な壺」を選びました。
このデッキは「激鱗解放」や「ロマンス・ピック」なども使っているので1枚しかないレジェンドカードが墓地に落ちやすいんです。発動するよりも墓地に落ちる可能性が高いので、墓地に行っても使える点でも「貪欲な壺」を採用するメリットはありますね。
そしてサイドデッキの構築で最後まで悩んだんですが、やっぱり入れてないとだめだなと「激流葬」を選びました。同じデッキ同士での対戦ではどうしても後攻が不利なので、逆転するにはサイドの「激流葬」が必要になってくるかと思います。

――最後に、ホシノさんが『ラッシュデュエル』をプレイしていて「ここが面白い・気持ちいい」と感じる所がありましたらお教えいただけますでしょうか。

『ラッシュデュエル』は『OCG』と違ってスピード感があるゲームですね。
「何回も召喚できる」というのと「5枚までドローできる」という点が凄くスピード感があって面白いと感じます。 

 

 

準優勝:ヤマダ シュウ さん

 

●使用デッキ:ドラゴン族デッキ
⇒公式データベースはこちら

デュエリストインタビュー

――準優勝おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。

決勝に行くことができて嬉しいです。
大会中は、皆さんがYouTubeの配信で応援してくれてると聞いて今までで一番嬉しいと感じました。
今回は準優勝という結果でしたが、来年もあるとしたらまた決勝トーナメントに出ることで皆さんに「やっぱりこの人強かったんだな」と思って貰いたいです。

――皆さんが応援してくれた理由として、使用デッキ(ドラゴン族デッキ)が独特だったこともあったように思うのですが、このデッキを選んだ理由や選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか。

そうですね。大会環境は「サンダーボールド」デッキ一強と言われている中で、開催1週間前までは私も「サンダーボールド」デッキを使おうと思っていました。
しかし「これじゃ盛り上がらないな」と感じていた所に、自分のラッシュデュエルの師匠から「こういうデッキはどう?」という提案を受けて、練習しながら調整して大会に臨みました。師匠はミナトさんというリモートデュエルの大会で優勝経験のある方で、Twitterで知り合ってから色々アドバイスをもらっています。
練習は毎日5時間、リモートデュエルで色々な方と対戦しました。初対戦の方もいて色々教えていただきましたね。

――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか?

現在は「サンダーボールド」一強なので、メインからでも「サンダーボールド」を倒せるように対策しました。
デッキ構築のポイントは魔法・罠を破壊できるカードを8枚体制にし、「ゴースト・サイクロン」「火竜の熱閃」「シードラゴン・ナイト」を採用して安定して攻撃できるようにしています。
また、メインデッキでは炎属性モンスター以外の特殊召喚を封じる「業火の結界像」と、「サンダーボールド」デッキのテンポを崩すために「聖塔の危機」や「酢酸のたまった落とし穴」を採用しています。サイドデッキには「落とし蓋」も採用して罠カード5~6枚体制を取りました。

――「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。

「零撃竜ゼロギアス」ですね。
攻撃力が高く、効果を使えば相手のライフポイントを素早く減らせるので、ドラゴン族デッキを組むなら「ゼロギアス」はおすすめです。

――今回入れているレジェンドカードを選んだ理由を教えてください。

メインには「死者蘇生」を入れています。
「サンダーボールド」デッキが相手の場合は、いつでも使えて相手の墓地のモンスターを奪える「死者蘇生」が良いと思いました。
サイドデッキには「聖なるバリア -ミラーフォース-」を入れて、「サンダーボールド」以外のデッキにはよく使いました。これのおかげで勝てた試合もありましたね。

 

――決勝戦のデュエルで対戦相手のホシノ選手がドラゴン族対策として守備力2500~2600のモンスターをセットしていたと思うのですが、それを打開する作戦は何かありましたか?

メインに入れていた「守備封じ」を使おうと思っていました。練習では結構引けたんですが、決勝大会では別の試合で1回だけ引けたものの、結局使いませんでした。

 

――ヤマダさんが『ラッシュデュエル』をプレイしていて「ここが面白い・気持ちいい」と感じる所がありましたらお教えいただけますでしょうか。
初心者でも勝ちやすい所ですね。
運の要素も大きいので、教えた子がすぐ強くなって自分が負かされてしまうこともよくあります。毎回この人が勝つというのがなくて、そこが『OCG』とは違った魅力かなと思います。

 

 

同率3位:イトウ リュウヤ さん

 

●使用デッキ:「火雷神サンダーボールド」デッキ
⇒公式データベースはこちら

デュエリストインタビュー

――3位入賞おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。

大きな大会で緊張したこともあって準決勝でプレイミスをしたのが悔しいですが、予選は順調でしたし楽しめた部分もありました。

――このデッキを選んだ理由や、選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか。

使い慣れてたのと、色々なデッキに対して有効な手段を取りやすいので「サンダーボールド」デッキを選びました。

――今回入れているレジェンドカードを選んだ理由を教えてください。

マキシマムモンスターデッキが厄介かな、と考えて対策としてサイドデッキに「死者への手向け」を入れています。
また、同じくサイドデッキに「サンダーボールド」以外のデッキにも有効な「激流葬」も採用しました。

――デッキやサイドデッキで「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。

「ビックリード・ドラゴン」ですね。やっぱり守備力2500は助かります。
「サンダーボールド」デッキ同士での対戦だと、攻撃力で突破できるのは「火雷神サンダーボールド」か「潜入開始」くらいしかないので。

――最後に、イトウさんが『ラッシュデュエル』をプレイしていて「ここが面白い・気持ちいい」と感じる所がありましたらお教えいただけますでしょうか。
ライフポイントがどんなに低くても逆転できる可能性があるところが楽しいですね。

 

 

同率3位:キタムラ ケイイチ さん

 

●使用デッキ:「火雷神サンダーボールド」デッキ
⇒公式データベースはこちら

デュエリストインタビュー

――3位入賞おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。

エリア代表決定戦を勝ち抜いたあとにプレイする時間があまり取れなくて、イメージトレーニングや友達との意見交換だけでここまで上がって来れたので、悔しいですが個人的には上々の結果ではあるかなと思っています。
今回は3位という結果だったので、もし来年があるとしたら次はやっぱり優勝を目指したいです。

――このデッキを選んだ理由や、選ぶ決め手となったカードなどがありましたらお教えいただけますか。

今の主流だと通常モンスターを魔法カードで特殊召喚してそれをまた回収して、という戦術のデッキが多いんですが、個人的にはそれが面白みにかけると思っているんです。条件に応じて好きな効果モンスターを特殊召喚して戦う感じが好きなので、「サンダーボールド」デッキが使っていて楽しいというのが一番の理由ですね。
あと、『ラッシュデュエル』の下級モンスターの中では「ロマンス・ピック」の効果が一番強いと思っているので、このカードの存在も「サンダーボールド」デッキを使う理由の一つになっていますね。

――デッキやサイドデッキで「今回の大会で一番活躍したな」という印象に残っているカードと、そのシーンがありましたらお教えいただけますでしょうか。

やっぱり「落とし蓋」は強いですね。決まった時に会場が盛り上がったのも印象に残っています。

――今回使用したサイドデッキは、特にどのようなデッキへの対策を重視して構築しましたか?

主には「サンダーボールド」デッキ同士の対戦を想定した対策と、レベル7・通常モンスターデッキ(「パラレルバース・ゲート」と「潜入開始」で高レベル通常モンスターを展開するデッキ)への対策をしました。
エリア代表決定戦まではマキシマム召喚デッキなど色々なデッキに対応できるカードを入れていたんですが、決勝大会ではこの2つへの対策に絞りました。
「サンダーボールド」デッキに対しては「聖塔の危機」と「落とし蓋」、「酢酸の溜まった落とし穴」の3種類が有用な罠カードかな思います。特に「落とし蓋」は色々なデッキに対して有効なのでサイドデッキだけでなくメインにも1枚入れています。その1枚が墓地へ送られたしても、入っているだけで相手への牽制になるかなと考えたからです。
レベル7・通常モンスターデッキ対策には発動条件の関係で「聖塔の危機」は使えないので「落とし蓋」と、相手のデッキに魔法・罠カードが多めに採用されることが多く「プログレス・ポッター」が効きにくいので、サイドデッキからの入れ替えで「リズミカル・パフォーマー」を入れていました。

――今回入れているレジェンドカードを選んだ理由を教えてください。

「サンダーボールド」デッキが高レベルモンスターを多く投入しているコンボデッキなので、デッキの回転率を上げるためにドローできるカードがいいと考えました。
その中で「強欲な壺」との二択だったのですが、3枚引いて2枚捨てる「天使の施し」の方が高レベルモンスターを手札にダブつかせないので強いと考え採用しています。

――最後に、キタムラさんが『ラッシュデュエル』をプレイしていて「ここが面白い・気持ちいい」と感じる所がありましたらお教えいただけますでしょうか。

『OCG』と比べて基礎のルールが簡素化されているので、少し離れていても復帰がしやすい所が魅力だと思います。

 

一般の部 決勝大会のデュエルはインターネットで配信中!
「ギャラクシーカップ 一般の部」決勝大会の決勝・準決勝の模様をインターネットで配信中!
声優の南雲大輔氏とコナミ佐々木氏の実況解説付きで最高峰のデュエルを見届けよう!

 

最強小学生決定戦の動画やインタビューの記事はこちら!

「ギャラクシーカップ 最強小学生決定戦」決勝大会出場選手のドキュメンタリー動画を公開!

「ギャラクシーカップ 最強小学生決定戦」決勝大会の結果&インタビューを公開!